WORKS

第14回 新潟クラシックストリート

コロナ騒動でしばらく更新をサボってしまいました。実は昨年よりライブ活動を始めておりまして、振り返って見れば…な、なんと、4年も更新していなかったんです!ヒドい!…というわけで、気持ちを入れ替えて、これからまたポツポツと更新していきますね。


さて、毎年5月5日は恒例の「新潟クラシックストリート」!私は教え子たちとの「フルートアンサンブルデュレーヴ」、音楽仲間との「新潟木管五重奏団」にてエントリー。画像はりゅーとぴあホワイエでの様子です。ギターの秋津さんのご友人が撮影をしてくださいました。多謝!

今週の土曜日です!私は大トリを務めさせていただきます。新潟が誇る名ピアニスト、田中幸治さんとともに、ハチャトゥリアンのフルート協奏曲より第2、第3楽章を演奏します。

入場無料、入退場自由となっておりますので、どうぞお気軽にお越しください。

りゅーとぴあスタジオAにてお待ちしております!

p.s.じつは田中幸治さんとの演奏は、リサイタルCDをリリースしています。

TOWER RECORDS : https://tower.jp/item/2562004

amazon : https://www.amazon.co.jp/浅利守宏-フルートリサイタル/dp/B0025T71EW

ヤマハでもご購入いただけます。ぜひ!


 The 11th Singapore Flute Festival has ended without a hitch. On the first day, I played E. Dohnanyi's Passcaglia Op.48. It's been a while since I've performed in front of an audience. I was nervous! Through the competition judges and the master classes, I spent the last four days mulling over the words of my teacher, WIBB. I once got very angry with WIBB. During a lesson at the Royal Academy, I was in high spirits as I got a new flute that sounded great and was good quality. But then, he got angry and said, "Why are you playing that note? Don't play all the notes!!" A good-sounding flute picks up and plays all the notes. However, he said that you need "notes that don't sound." This is related to playing a flute that is by no means good quality, such as a traverso or 5-key. A good-quality flute plays all the notes, so it's hard to understand what you're trying to express. WIBB often said, "Don't play that note." You need "thrown away sounds." He often practiced on an old Louis Lot that was purposely out of tune so that he wouldn't play any notes. The young contestants' strong performance reminded me of this. I would like to recruit an ensemble to participate next year. Japanese flutists, would you like to come with me? Singapore is a wonderful city with great hospitality and delicious food. Finally, I would like to express my sincere gratitude to Goh Tiong Eng who organized this festival, and all the other people involved. Thank you very much. See you again next year!  #gohtiongeng  #flutefesutivalsingapore  #wibb  #williambennett  #morihiroasari  #flute #nafa


第11回シンガポールフルートフェスティバルが無事に終了しました。初日のE.Dohnanyi:Passcaglia Op.48 ひさしぶりに観客のみなさまをお迎えしこの曲を演奏。緊張しました!

 コンテスト審査員、マスタークラスを通して、師匠であるWIBBの言葉を反芻した4日間でした。私は昔、WIBBにとても怒られたことがあります。ロイヤルアカデミーでのレッスン。性能の良い、音の良く鳴る新しいフルートを手にした私は意気揚々とレッスンに臨んだのです。すると、「おまえはどうしてその音を鳴らすんだ!?全部の音を鳴らすな!!」そう怒られてしまったのです。良く鳴るフルートはすべての音を拾い、鳴らします。ですが、「鳴らさない音」が必要だというのです。それはトラヴェルソや5keyのように決して性能が良いとはいえないフルートを扱うことに似ています。

 性能の良いフルートはすべての音を鳴らすので、何を表現したいのか解らなくなってしまいます。WIBBはよく「その音は鳴らすな」と言いました。「捨てる音」が必要なのです。彼はよくすべての音を鳴らさないために、わざと調子の悪い古いルイ・ロットで練習をしていました。若いコンテスタントの皆さんの健闘する姿はこんなことを思い出させてくれました。

 来年はぜひアンサンブルを募り参加したいと考えています。日本のフルーティストのみなさん、いっしょに行きませんか?シンガポールはとても親切で食べ物も美味しく、素敵な街ですよ。

 最後に、このフェステバルを運営してくださったGoh Tiong Eng #gohtiongeng さんをはじめとする多くの関係者の皆さまに心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。また来年もお会いしましょう!

2024年7月13日(土)、14日(日)の2日間にわたり新潟ジャズストリートが開催されます。私は「昭和レトロジャズバンド」、タナカトシユキさんとのユニット「ウエストサイド」でエントリーしました!トシユキさんとはとても久しぶりの共演!楽しみです!

「昭和レトロジャズバンド」はお馴染みNext21市民プラザにて12時〜13時、「ウエストサイド」は新潟駅前「マルタケホール」にて14時〜15時です。ステージ終演後、私はシンガポールへ飛びます!



2019年以来です。やっと、コロナ禍が明けました。5年ぶりのFlute Festival Singapore!今年のメイン講師はパリ管弦楽団プリンシパルであり、パリコンセルバトワール(「のだめ」が留学していましたね!)プロフェッサーのVincent Lucas氏です。私もマスタークラスを担当します。楽しみ!



ヴェルサイユの肖像
浅利守宏&越友楽道 演奏会
新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)
スタジオA
4月11日(土)14:00 18:00の2回公演
出演
フルート 浅利守宏  
チェロ 根津 要
チェンバロ 笠原恒則
今月20日からチケットが一般発売されました!また、フライヤーのQRコードからもチケットが購入出来ます。
〜本当に信頼されるフルーティストへ!〜
チェンバロ奏者 八百板正己氏のブログに大変嬉しいことを書いて頂きました。
それはフルート奏者冥利に尽きるお言葉で、それに応えるべく、更なる高みを目指ざすためにギアチェンジしました!

以下八百板正己氏のブログより引用
>>
バッハにはフルート独奏曲が8曲残されています。これらを、私が新潟で最も信頼するフルート奏者の浅利守宏さんと2回のコンサートで完全網羅することになりました。
新潟県にはフルート奏者の方がたくさんいらっしゃいます。いったい何人いらっしゃるのか見当も付かないほどです。私が演奏活動を始めてからの20年間にもいろいろな方とご一緒する機会がありました。それでも、私は浅利さんと初めてバッハのフルートソナタをご一緒したとき、「ああ、私が探していた人が新潟にいたんだ!」と興奮したのを覚えています。
私は浅利さんの、フルート奏者としての揺るぎない技術と表現力、妥協を許さない真摯な姿勢を尊敬しています。(一方で浅利さんは、私が音楽家には珍しい「理系人間」としての分析力で説得力ある解釈を提示してくるのが興味深い、と言ってくれています。)
浅利さんと出会って3年、この間にバッハの4曲のフルートソナタを舞台でご一緒しました。私は今までの演奏の中で、自分のやりたいことが浅利さんのせいで出来なかったということが一度もありません。お互いに刺激しあって、一人で考えていたときよりもずっと豊かなバッハが出来上がるのです。
今回の企画では、非常に扱いが難しいという134歳の木製フルートの名器を存分に堪能できるのも嬉しいです。私はフルートのことはよく分かりませんし、浅利さんはいつもこの楽器を軽々と吹いているように見えるので、話を聞くまではこの楽器を扱うのがそんなに難しいとは思ってもいませんでした。大きな音で聴き手を圧倒するタイプの楽器ではありません。広くない会場でチェンバロとの細やかな対話をじっくりとお聴きいただきたいのです。 会場は今回も、旋律楽器とチェンバロとのアンサンブルが本当に素晴らしく響く「りゅーとぴあ」のスタジオAです。あまりに人気が高い会場なので金曜夜の開催となってしまいましたが、浅利さんのフルートでバッハ全曲が堪能できるこの企画は、またとない素晴らしいひとときとなることを私が保証します。
いよいよ明日です!
渡瀬君のバスフルートを借りて早半年かな?
まだまだ思うように行きませぬ…。
でもまぁ何とか、音はそれなりになって来たかと。
以下は渡瀬君の投稿をコピーしました。
どうぞよろしくお願いいたします。
台風一過、猛烈な暑さの中、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
明日9月11日は第二水曜日、「わたせひでひこフルートライブ@阿佐ヶ谷ふくろうスタジオ」のご案内でございます。
明日のゲストは4月に続き僕の大学時代の同級生でフルート奏者の浅利守宏くんです。
最近彼にバスフルートを貸し出しており、明日のライブでは、バスフルートの上達具合を皆様の御前でご披露すると言った企画でございます。
数ヶ月間、この日のために積み上げて来た浅利くんの努力が実る日でございます。
何卒、皆さまのあたたかいご声援を賜りますよう御願い奉りまする。
わたせひでひこフルートライブvol.84 
 2019年9月11日水曜日 19時半スタート、チャージ2.000円、    
出演、浅利守宏、清水純子、渡瀬英彦、渡瀬麻子 
阿佐ヶ谷ふくろうスタジオ
阿佐ヶ谷駅北口より徒歩1分。
和菓子屋うさぎやの3件隣。
白い扉と2匹のふくろうの置物が目印です。